「何にお金使ってるんだろ?」30代になって一度ちゃんと確認してみたくなった

「別に贅沢してないのに、お金ないんだけど」
これ、友達と話しているとたまに出てくる。

毎週高級レストランに行っているわけでもない。ブランドバッグを毎月買っているわけでもない。海外旅行しまくっているわけでもない。

なのに、なんかお金がない。

何に使った?と聞かれても、「……何だろう?」ってなる。怖い。

節約しているつもりはないけれど、ものすごく使っているつもりもない。だったら一度、「何に使っているのか」だけでもちゃんと見てみたほうがいいのかもしれない。

1万円のバッグは悩むのに、月980円は秒で払える

最近ちょっと思うのが、月額料金に対する財布のひもの緩さ。

たとえば1万2,000円の商品を見つけたら、

「本当に使う?」
「似たもの持ってない?」
「来月まで考えようかな」

みたいな感じで結構悩む。

でも、
月額980円です。
と言われると、「まあ、いいか」ってなる。

いや、待って。

980円を12か月払ったら11,760円です。ほぼ同じじゃん。

もちろん、毎日使っているサービスなら年間1万円以上払っても惜しくない。

問題は「月額だから安い気がする」という理由だけで、判断が甘くなっていること。

500円なら年間6,000円。
1,500円なら年間18,000円。

こうして年間に直してみると、急に「それならちょっと考えようかな」という金額になってくる。月額表示の罠だよね。

カードの明細にいる「これ何?」が怖い

ということで、まずやりたいのがクレジットカードの明細チェック。

動画や音楽のサブスクは覚えていても、アプリ、クラウドストレージ、オンラインサービス、ファンクラブ、定期配送……と考えていくと、全部を即答できる自信がない。

そして明細をさかのぼると、たまにある。
「これ何?」ってやつ。

数百円だから今まで気にしていなかったけれど、毎月いる。
調べてみたら、ずいぶん前に登録したサービスだった。

……みたいなものが一つでもあったら、それこそ最初に見直したいお金です。

月払いだけでなく年払いもあるので、できれば1年分。

「節約しなきゃ!」と気合を入れるより、まずは自分が何に払っているのか知るところからでいい気がします。

「使ってる・使ってない」だけで分けてみる

家計簿を毎日つける。
予算を細かく決める。
食費、日用品費、美容費、交際費……と全部分類する。

ちゃんとできる人はすごい。

でも、それを考えただけでちょっと面倒になってしまう人もいる。

だったら最初は、定期的に払っているものだけを

よく使っている
たまに使っている
最後に使ったのがいつか分からない

の3つに分けてみる。

毎日のように使う動画サービスなら残す。
仕事で必要なアプリも残す。
たまにしか使わないけれど、そのサービスでしか楽しめないものがあるなら、それも残していい。

問題は3番目。
最後に使った時期すら思い出せないものに毎月払っているなら、一度「これ、まだ必要?」と考えてみる。

「いつか使うかも」に毎月払ってない?

洋服を捨てられないときの、「いつか着るかもしれない」とちょっと似てる。

「また見たい作品が配信されるかも」
「また勉強を始めるかも」
「来月はこのアプリを使うかも」

その「いつか」のために月額料金を払い続けている。

必要になったら再契約できるサービスなら、そのとき入り直す方法もあります。

月額1,000円なら、使わないまま半年経つと6,000円。

「いつか」の維持費として考えると、私はちょっと惜しい。

でも、好きなものまで削る必要はない

ここは大事。

サブスクを整理して浮いた3,000円を、そのまま貯金しなきゃいけないわけでもないと思う。

3,000円浮いたなら、その3,000円で欲しかったコスメを買ってもいい。
ちょっといいランチに行ってもいい。
本を買ってもいい。
もちろん貯めてもいい。

「節約=何も買わない」になると、急につまらなくなる。

そうじゃなくて、どうでもいいものに使っているお金を、好きなもののために使う。これがやっぱり大事なんだよね。

無料体験は使いたい。でも「その後いくら?」まで見る

それでいうと、無料体験や初回限定のお試しは今後も普通に使いたい。
気になっているものを、いきなり通常料金で契約しなくても試せるのはありがたい。

ただ、無料の文字だけ見て登録するのはやめたい。

確認するのは、
いつまで無料?
その後はいくら?
自動で有料になる?
やめたい場合はいつまで?

この4つ。

特に「無料期間が終わったら自動更新」は、忘れそうならスマホのカレンダーに終了日を入れておく。

その日に、「これ、お金を払っても使いたい?」と考える。

使いたいなら続ける。そうでもないならやめる。

無料期間って、本来その判断をするためにあるはず。

「安く買う」より「どうでもいいものに払わない」

100円安いスーパーまで遠くから買い物に行く。
欲しいものを我慢する。
友達に誘われたランチを断る。

そこまでして節約する前に、私はまずカードの明細を見ようと思う。使っていない月額500円をやめれば、年間6,000円。1,000円なら12,000円。

何かを我慢しなくても、払うのをやめられるお金があるかもしれない。

そして浮いたお金は、全部貯金しなくてもいい。
好きなものには使う。どうでもいいものには払わない。
「賢くお金を使う」って、案外これくらいなのかもしれません。

ということで、まずカードの明細を1年分。「これ何?」が何個出てくるか、ちょっと怖いです。